株式投資で億万長者になったという話をよく聞きます。最近ではネット証券の普及もあって、個人でも気軽に株式投資ができるようになりましたし、巷には株式投資指南書があふれています。誰もが「株式投資は儲かる!」と信じたがっています。
私の周りにも株式投資で生計を立てていらっしゃる方が少なからずいます。また私が経営するバンコクのスクムビット オンヌット ゲストハウスでは、高速ワイヤレスインターネット完備ということもあり、オンライントレーダーの旅人が数多く集まります。
最近のお客さんの中には、日本株のみならず、米国株、中国株、そしてアジア株にまで投資を拡げている人も多いです。皆さん、株式市場が開いている平日はPCにかじりつきで、投資に精を出しておられます。
しかし私は、現時点では、「株はかなりの資質が必要で、80%の人は儲からない」と考えます。
多くの投資家は、「儲かっている時しか投資の成果を口にしない」ように見えます。つまり損した時は口をつぐんでしまう。結局、「株に手を出してみようか」という人たちは、「儲かっている」部分しか見えてこないわけですね。
投資が順調に行っていても今回のような大暴落はたびたび起こりますから、結局はそれまでの投資による利益を食いつぶしてしまうのです。ライブドアや光通信のような不幸な事故に巻き込まれる人も数多くいます。
参照記事: 日経平均、連日の安値更新=一時1万6000円割れ
たぐいまれなる資質があり、運に恵まれた人のみが億万長者になれる。凡人には長期的にトントンに持っていくのが精一杯... と思うのですが、どうでしょうか?
株投資を本業にするとした場合、取引時間中はチャートを凝視し続け、取引時間が終了しても情報収集に数時間は費やすでしょう。これは、拘束時間という観点で見れば、サラリーマンの生活と大して変わりません。
私がもし株式投資をやるとしたら、
「自分の持っている資産の10~20%にとどめる」(つまり遊んでいる金でやる)
「欲をかきすぎない」
「信用取引はしない」
「本業が優先。投資は現業に影響を与えない程度にとどめる」
となるでしょう。実際には「本業が忙しすぎて投資などやっている場合ではない」状態ですが...(悲)

