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ブログやSNSに書いてはいけないこと 12選

2008年10月18日

ブログ全盛の昨今ですが、ブログが原因で会社を辞めさせられたり、人間関係が険悪になったり、事件に巻き込まれたりする人が増加しています。

こうしたトラブルは、ブログをはじめとするインターネット経由での情報発信に対する誤解から生じているようです。「個人メディアである」という自覚が足りないために、さまざまな摩擦を生じてしまうのです。

ブログに書いてはいけないことを、以下にまとめてみました。

ブログは「個人メディア」という表現が最もしっくり来ると思いますが、すべてのブロガーが、大手マスコミばりの報道記事や論説記事を書ける訳ではありません。

平均的な文章能力の人の場合、欧米のブログに多い論説調の記事ではなく、日記風の記事が中心になるかと思います。

日記風のブログというのは、実は日本およびアジア圏に特有の現象です。欧米人はプライベートの生活の詳細を他人に知られることを避ける傾向にありますが、アジア圏の人たちは、これにそれほど抵抗はありません。

かくして日本では、「日記風ブログ」が全盛となりました。今日はどこに行った、とか、誰それが○○って言ってた、とか、日々起こったことを雑然と書き散らしていくわけです。

SNSやブログサービスを通じて、安易なプライバシーの自己漏洩が始まったのです。

このブログでは、可能な限り論説調のスタイルで、なるべく客観的なテーマを選んでいますが、私の職業柄「お客様とのコミュニケーション」的色彩の強いものが含まれていますので、多少「プライバシー漏洩的要素が強い」記事も出てきます。読み手がそれを期待しているためです。

しかし、安易なプライバシーの公開は、思わぬトラブルを生じる場合もあることを忘れてはなりません。以下に「ブログやSNSに書いてはいけないこと 12選」をまとめてみたいと思います。

1) 個人名の特定を避ける(ニックネームやペンネームも含む)

× 「今日はみっちーとご飯を食べに行ってきました」
○ 「今日は仲良しのMとご飯を食べに行ってきました」

(みっちーさんがブログを持っている場合には、「仲良しの M」の部分にそのブログのリンクを張るのも有効です)

2) 安易な伏せ字を避ける

× 「今日は恩師のか○う先生と久々に再会」
○ 「今日はかつての恩師の K 氏と久々に再会」

(伏せ字は読み手に不快感を起こさせることがあります。特に加藤先生がこれを見たときに悪印象を持つ可能性大)

3) 具体的な金銭的記述を避ける

× 「今日は給料の振り込み日。振り込み金額は43万3987円。遊びにでも行こうかな」
○ 「今日は給料の振り込み日。遊びにでも行こうかな」

(収入などを公開するのは数多くの危険なトラブルにつながります。窃盗目的などのトラブルを誘発しやすく、また個人的なねたみなどを買う可能性も高くなります。特に株やFX投資系のブログを書いている人は注意しましょう)

4) 住所や電話番号が特定されるような記述を避ける

× 「時間があったら以下の住所宛に送ってください。 東京都○○区○○ x-y-z」
○ 「送付先は別途メールしました」

× 「参加希望者は私の携帯に電話してください。090-xxx-xxxx」
○ 「参加希望者は私までメールか電話で知らせてください」

(時々見かけるけど、住所や電話番号は極力公開しない方が無難です。いたずら電話など別の目的に使われる可能性大)

5) 感情をストレートに出す表現を避ける

× 「こういう奴ら見ているとヘドが出る」
○ 「こういう人たちを見ていると、ちょっと嫌悪感を抱いてしまう」

× 「わーい、わーい、合格できてとってもうれしいな~。やったー!」
○ 「合格できてこんなうれしかったことはありません」

(安易な感情の吐露は、あなたの知能レベルを疑われることがあります)

6) 不特定多数の反感を買うような表現を避ける

× 「公園にいる浮浪者ども。社会の虫けらのような連中だ」
○ 「公園にいる浮浪者の人たち。個人的にはあまりいただけない社会の最底辺にいる人たちだ」

(浮浪者に対してあなたが差別主義者であるという悪印象を持たれます)

7) 会社で業務上知り得たことは書かない

× 「今日は○○社との1000万円の取引を受注した」
○ 「今日は某社との大口受注に成功」

× 「経理部の○○さんの奥さんはフィリピン人なのだそうだ」
○ 「私の会社にもフィリピン人の奥さんを持つ人がいる」

(会社の人に読まれたら職を失うことになりかねません。会社名や個人名に類推されやすいイニシャルを使うのも御法度です)

8) 論調のトーンを抑える工夫をする

× 「こういう対応ではまるっきりダメだ」
○ 「こういう対応では効果が得られないと思います」

× 「こういう商品は買わない方がいい」
○ 「個人的には、こういう商品は買わない方がいいのではないかと思う」

× 「まったく理解できません」
○ 「理解に苦しむところです」

(全否定は、書き手のレベルの低さを露呈します。ソフトなトーンでも全否定に近い効果を得ることはできます。有効な表現として「個人的な意見ですが」「私が思うに」「私見ですが」「...はいかがなものかと思います」「...のではないでしょうか」など、トーンダウン表現で文体を和らげるのも効果的です)

9) 2ちゃんねる用語や絵文字を使わない

× 「氏ね」「逝ってよし」「アゲ」「サゲ」「鯖」
○ 省略するか正式な表現に変更する

(世間一般の2ちゃんねるに対する評価は分かれており、巨大な情報源として評価する人もいれば、嫌悪感を感じている人もいます。不特定多数の読み手が期待されるブログには2チャンネル用語は使わない方が無難です)

10) セックス関係の記事は避ける

× 「昨日はラブホで彼女と過ごした後、食事に行った」
○ 「昨日は彼女と食事に行った」

(性関係を彷彿とさせる内容は、多数の読者に不快感を感じさせる場合があります)

11) 学生さんの場合には、同級生の個人名や学校名を悟られないよう工夫をする

× 「国語の○○先生は禿頭だけど...」
○ 「うちの学校の国語の先生は禿頭だけど...」

(国語、○○先生、禿頭でググられたら一巻の終わりです。学校名はともかく、個人が特定されると、日本の場合ブログのネタを理由に陰湿ないじめになったりする可能性もあります。いじめられなくても不愉快な言動やコメントに悩まされることも多いでしょう)

12) 公序良俗に反する表現を避ける

× 「俺をこんな目に遭わせた○○社、社長をころしてやりたい」
○ 「以前の会社では苦労を強いられた。社長に対するうらみがないわけでもないが...」

(これはかなり致命的な結果をもたらします。最悪の場合には逮捕されることもあるでしょう。怒りはグッとこらえて大人な表現を心がけましょう)

以上、プロの執筆家として、現時点で思いつくものを並べてみました。
皆様のブログ・SNS 記事の執筆にお役立ていただければ幸いです。

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