かつて日本のスーパーマーケット大手のダイエーが経営危機に陥ったとき、「大きすぎてつぶせない」(too big to fail) という言葉が脚光を浴びた事がありました。
今、米国の自動車メーカー GM の経営危機においても全く同じ言葉がささやかれています。
今回の危機は、もちろんサブプライムローン問題に端を発した金融崩壊と景気低迷があるのは当然ながら、GM 自体の「おごり」も大きな原因ではないかと思います。
アメリカのビッグ3と呼ばれる自動車メーカー各社は、低燃費の小型車や、代替燃料車の開発には消極的な態度を取り続けてきたし、工場の設備は老朽化していて新規の設備投資も不十分である上、昔ながらの大型車中心のラインナップしかありません。経営努力は不十分であったという印象はぬぐえません。


最近話題を集めている近日公開の映画「シッコ」(マイケル・ムーア監督)。「華氏911」以来、3年ぶりの新作で、アメリカの矛盾に満ちた医療制度を鋭くえぐった作品です。