今日は、どうやって私が翻訳者になったのかについてご紹介したいと思います。私のこれまでの人生の総括という意味も込め、今後の方向性についても書いてみましょう。かなり長くなりそうなので、数回に分けて掲載します。
話は今から約10年前にさかのぼりますが、その頃私は家業ともいえるリサイクル業界に身を置いていました。川崎市の北部でガラスびん処理プラントの責任者として働いていたのですが、小さな施設で正社員は私だけ。週休1.5日という状況でした。
この業界は、お盆やお正月など、酒の消費量が増える時期に忙しさのピークを迎えます。そのため、お盆は無休、正月も2日から出社で、代替要員もいませんでしたので、長期の休暇は無縁の世界でした。
それでも、たまたま1週間の休みを取ってトルコとギリシャに出かけることができました。イスタンブール、カッパドキア、エフェソス、そしてアテネを訪れる急ぎ足の旅でしたが、この旅の鮮烈な印象が、私のその後の人生を変えることになりました。




